PUB特有のプレイ手法として、「回想判定」について記します。
終了した「場面」のやり取りはブログ上に残るため、いつでも情報等を確認することができます。それに加えて、終了した「場面」の「続きを思い出す」として更に判定を行うことで、追加の情報を得たりすることができます。これを「回想判定」と呼びます。
次の「場面」に持ち越した分と同値の「判定ポイント」は、その「場面」に残されています。これが「回想判定」で使用することのできる「判定ポイント」です。通常の判定は「判定ポイント」無しでもできますが、「回想判定」は「判定ポイント」を消費しなくてはできないものとします。
また「回想判定」では、それによって以後の「場面」と矛盾が発生するような行為はできないこととします。ただし現在の「場面」で「回想判定」を宣言し、その結果によって現在の状況を変えてしまうのは(なるべく)認めます。
この手法は(当然ながら)まだ実践経験がありませんので、どう活かすかはプレイヤーに頼るところ大です。
例1:
ある人物が怪しくなった時、以前その人物の家を訪れた「場面」に戻り、その蔵書を「図書館」技能で「調べていたことにする」のは可能です。ただしその人物がその後使用した魔道書をそこから持ち出すことはできません。
例2:
以前の「場面」で電話機に「機械修理」技能で「盗聴器を仕掛けていたことにする」のは可能です。ただしそこから現在までの何れかの時点で「盗聴したことにする」ためには、然るべき「場面」での「回想判定」が別途必要となります。
例3:
ある「場面」以後ずっと登場もしくは存在していた登場人物(NPC)に対して、「回想判定」で危害を加えることはできません。