貴婦人と一角獣と

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しばらく実家に帰り、戻った途端の忙しさで夏風邪ひきました。今月はちゃんとした記事は書けなさそうです。...それはさておき。

先の近況に書き忘れましたが、7月上旬に友人に誘われて「貴婦人と一角獣展」(東京展は終了、現在は大阪展)を鑑賞してきました。本物のタピスリー(Tapestryのフランス語読みだそうで)を観てみよう!という企画。

ちょいと昔話をしますと、私が卓上RPGを始めた頃は「チェーンメイルって何じゃい」という時代でして、まず資料集めから手をつけねばなりませんでした。インターネットどころか、パソコンも持っておらず、写真1枚を見つけるにも苦労しました。そんな状況で展覧会を訪れ、実物を観た時には感動したものです。「苦労したから良い」というのではなく、純粋に「楽しかった」体験でした。

今では、そのような知識を教えてくれる出版物が豊富で、またインターネット上でも簡単に検索できる、良い時代になりました。それでも、実物を観るとやはり違うなぁ、と久々に感じたのが、件の展覧会でした。でかいな、タピスリー、と。図柄はともかく「大きさ」は実際に観てみないと分からないものです。誘ってくれた友人には感謝しています。

本音を言うと、一番の楽しみは真昼間から一杯やることでして、北欧家庭風ランチを食べながらビールをやりました。暑い中を店まで歩いた甲斐がありました。

余談ながら、美術館もそうだったけど、ご婦人方の多いこと!我が日常とは懸け離れた、文化的というか、優雅な休日を満喫したような感じ。感じだけ。

帰りに秋葉原に寄って、ゲーム『人狼』(The Werewolves of Millers Hollow)を購入。最近方々で人気、と同じ友人に教わって。遊ぶ機会は無いかも知れんけど、なかなか面白そうです。