反省会の内容

「反省会」では、次の四つのことが行なわれます。

  • 自分の言動の良かったところを挙げる
  • 他者の言動の良かったところを挙げる
  • 自分の言動の悪かったところを挙げる
  • 他者の言動の悪かったところを挙げる

良し悪しの判断基準は「遊び方」(仲間全体としてのプレイ方針)によって替わりますし、また複合的です。いつもの遊び仲間で無いなら、事前(なるべくプレイ前)に確認しておくのが良いでしょう。例えば、「キャラクターの性格個性を発揮しつつ、ミッション成功を目指す」なら、単に「性格個性を演出できたか」「ミッションを成功できたか」よりも、「ミッション成功に役立つように性格個性を演出できたか」が基準となります。

最も重要なことは、「反省会」では「改善」しなくて良い、ということです。「反省」とは、あくまでも善悪可否の確認までの作業です。悪かったところが即座に「改善」されるなどは、確かに理想ではあっても、決して必須ではありません。更に言うと、確認されたことが未来永劫「改善」されなくても構わないのです。そしてまた、「改善」しなくて良い、直さなくて良いということは即ち、その相手を責めているわけではない、という認識も大切です。

なお、上記四つの内容が、常にすべて行なわれるわけではありません。特に「良かったところを挙げる」のは省略されやすいことがありますが、かといって無くなるわけではありません。その辺の具体的な手順については別途記します。