時事ネタ:白紙投票は「全候補者支持」の意

間もなく衆議院選挙ですね。私は、今回の選挙では初めて期日前投票をすることになりそうです。16日は夜まで仕事が入りましたので。

さて、世の中には、「支持したい候補者(政党)が無いと主張するために、白紙で投票する」という方がいます。頭が悪いのか、考えずに喋っているのか、誰かに騙されているのか。

白紙投票とは、つまり誰にも有効票を入れないことは、「すべての候補者(政党)を支持する」「どの候補者(政党)が権力を握っても満足である」という意思を表明します。レストランで良くある「おまかせ」というヤツで、どれもこれも良くて、どれかひとつを選べない、という主張です。もちろん、投票に行かないのも同じこと。

「支持したい候補者(政党)が無い」と主張する方法としては、自分で立候補するしかありません。そのような主張は、どの候補者の政策よりも自分の政策の方が優れている、自分の方が政治家として優れている、ということですから。みんなダメというなら、お前でやれ、ということ。

自分でやる気がないなら、他の誰かに任せるしかありません。素晴らしい候補者が見当たらなければ、最悪の候補者よりはマシな候補者に入れましょう。私もそうするつもりです。

一週間後にどの党が権力を握ったかで、今後数年間の私たち国民の運命が決まります。この三年間がそうであったように。せめて、自分とその家族が震災に見舞われた時には助けてくれそうな政治家に、一票を投じることです。その辺、先の震災ではどうだったのだろうか。

ついでに、景気対策の話。インフレーション(リフレーション)による景気活性化って、江戸時代元禄の頃からやっていて、ほぼ毎回成功しているのですね。次に緊縮財政派が台頭すると、景気を悪化させる。歴史から学ぶことができるのは、幸せなことです。