同質な能力の組合せ

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同じような効果を持つ能力を、二つ以上組み合わせて用いた場合、成功度を高めるか、成功確率を増やすことができます。

複数の能力を組み合わせられるか否かは、その能力で行われる行動の内容によって判断されます。

  • 基本能力同士を組合せる例 : 「情報」と「知覚」とで、図書館で本を探す。
  • 専門能力と組合せる例 : 「交渉」と「業界(政界)」とで、ある政治家と面会の約束をする。
  • 特殊能力と組合せる例 : 「運転」「操縦(バイク)」と「トランスポーター」とで、バイクを運転する。
  • 特殊装備と組合せる例 : 「運動」「体技(陸上競技)」と「愛用のシューズ(走行)」とで、イノシシから逃げる。

各能力で選んだスートが共通している場合、成功した時の成功度が高くなります。共通するスートのカードを出せば、複数の能力で同時に成功することとなり、各能力での成功度が加算されるのです。

例えば、二つの能力でスペードを選んでいて、スペードのカードを一枚出せば、成功度1×二能力で、成功度2となります。二枚出せば成功度4です。三つの能力なら、一枚で成功度3、二枚で6となります。

他方、各能力で選んだスートが異なる場合、成功確率が増えます。幾つかの能力の内、いずれかで選んだスートのカードを出せば、その能力だけ成功したこととなり、最低限の成功度が得られるのです。

例えば、ハートを選んだ能力とクラブを選んだ能力とを組み合わせれば、ハートかクラブかのいずれかを一枚出せば、成功度1となります。成功度を2にするには、ハートを2枚かクラブを2枚出さなくてはいけませんが。

複数のキャラクターが同質な能力を組み合わせて、その成功度を加算することも可能です。これについては別途記します。

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