GM用山札と、手札

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手札と奥の手札」で述べた通り、A.V.O.N.のルールシステムでは二組のトランプ(プレイングカード)を使用し、一組を「プレイヤー用カード」、もう一組を「ゲームマスター用カード」とします。

ゲームマスター用カードをよく切って、そこから既定の枚数を各プレイヤーに「奥の手札」として配ります。残ったゲームマスター用カードを、ゲームマスターの手元に「ゲームマスター用山札」として置きます。

ゲームマスターは、「ゲームマスター山札」から四枚のカードを取って、「ゲームマスター用手札」とします。ゲームマスター用手札は、次のようなことに用いられます。

  • 非プレイヤー用キャラクター(NPC)のための行為判定
  • 「場札」を示すカードとして
  • 「伏札」を示すカードとして

ゲームマスター用手札は、常に四枚であり、どのように用いたとしても直ちにゲームマスター用山札から補充し、手札を四枚に戻します。

NPCのデータ表現と、それに基づく行為判定ルールについては、別途示します。NPCの行為判定に用いたカードは、判定結果を確認した後、ゲームマスター用山札の脇に「ゲームマスター用捨札」として置きます。ゲームマスター用山札が無くなったら、ゲームマスター用捨札をよく切って、新たな山札とします。

場札」または「伏札」として用いたカードは、その機能を果たし終えた後に、「ゲームマスター用捨札」に加えられます。「場札」と「伏札」の意味や用法については、別途記します。

なお、プレイヤーの「奥の手札」は、ゲームプレイ開始時に「ゲームマスター用山札」から取られており、使用した後で「ゲームマスター用捨札」に加えられます。「奥の手札」は、プレイヤーによって使用され、その後ゲームマスター用山札が更新されてから、ゲームマスターの手札に入る(可能性が生じる)ことになります。

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