「伏札」とは、後で示されるけれども、今は伏せられている場所や登場人物、課題を示すカードです。そのシナリオを運用する中での「伏線」として機能します。
「伏札」となるカードは、ゲームマスターの手札から裏向きにして出されるか、または既に示された「場札」を裏向きに伏せます。「伏札」を置く場所は、「場札」と同じ辺りで良いでしょう。
「伏札」は、いずれ「場札」として用いられるカードであり、次のようなことを暗示します。
- いずれPCが赴くであろう場所がある。
- いずれPCの前に登場する人物がいる。
- いずれPCが取り組むべき課題がある。
原則としてゲームマスターは「伏札」を、必ず一度は「場札」として用い、直接「捨札」とはしないこととします。もちろん、予想外の展開による例外は、常にありえますが。