場札の例 : 場所

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場札」のスートによって、その「シーン」の舞台となる場所を象徴する場合。

スペードの「場札」は、知識や技術に関わる場所を表します。

  • 図書館、新聞社、インターネット上など、多くの情報が集まる場所。「情報」に対応。
  • 大学研究室、博物館、専門書店など、特定の学問分野に関わる場所。「学問系」に対応。
  • 病院、技術系の研究所、工場など、特定の技術分野に関わる場所。「技術系」に対応。

ハートの「場札」は、感覚や芸能に関わる場所を表します。

  • 音楽店、レストラン、アロマショップなど、五感の鋭さを活かせる場所。「知覚」に対応。
  • 森林、廃墟、人込みの中など、五感の発揮を妨げるような場所。「知覚」「隠密」に対応。
  • 美術館、劇場、映画館など、特定の芸術や芸能に関わる場所。「芸能系」に対応。

クラブの「場札」は、運動や乗物に関わる場所を表します。

  • 体育館、野球場、崖の途中など、何らかの運動に関わる場所。「運動」「体技系」に対応。
  • 武道場、路地裏、暴力団事務所など、戦闘行為に親しい場所。「戦闘」「体技系」に対応。
  • 駅、電車の中、高速道路上など、乗物内部かそれが通る場所。「運転」「操縦系」に対応。

ダイアの「場札」は、社交や業界に関わる場所を表します。

  • 市場、株取引場、オークション会場など、何らかの交渉事が行われる場所。「交渉」に対応。
  • 学校、学習塾、トレーニングジムなど、誰かが誰かに指導される場所。「指導」に対応。
  • 議事堂、パーティ会場、迎賓館など、特定の階級や業界人が集まる場所。「社会系」に対応。

ジョーカーは、任意のスートとして扱います。

場所としての「場札」は、ゲームプレイにおいて次のように用いられます。

  • その場所で、シナリオ上の出来事が、何か起こる。行為判定不要。
  • その場所で、対応する能力で成功度1を出すことで、何らかの情報を得る。
  • その場所で、対応する能力で成功度1を出すことで、その場で有利な立場を得る。

このように、場所としての「場札」は概して、プレイヤー側に有利に働きます。

「シーン」終了後、その場所がそのシナリオでまた赴かねばならないならば、裏返して「伏札」としておきます。

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