赤城農相の絆創膏に想う

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赤城徳彦農水大臣が本日辞任されたとのこと。安倍総理やご本人にとってはともかく、日本国にとって残念なことです。

赤城氏といえば、やたら取り上げられた絆創膏。あれは殴られた痕であろう、と私は勝手な推理をしており、彼の義理堅さを示すものであったのではないか、などと想像(妄想?)しています。

殴ったのは誰か?ありえるのは、赤城氏の祖父の代からの政治団体の中心人物(複数?)。その人物のお陰で彼は祖父の遺志を継ぎ、政治家となることができました。いわば大恩人であり、また祖父の代からの関係であれば頭の上がらない相手でもあったでしょう。しかし政治団体の不祥事が明らかになり、方々に迷惑が掛かるようになりました。日本人的美意識として、こういう時はつらくとも身内(に近い者)を捨てることになります。別れを告げられた大恩人は、感情的に殴打で返したものの、結局は身を引いたでしょう。殴られた痕を隠すための絆創膏、その理由を明かさないのは、恩人をかばうための、せめてもの恩返しだったのです…。

…いや、あくまでも想像ですよ。実話をネタにした小説のようなものですから、本気にはしなさんな。けど、人並みの想像力があれば、こういう可能性も考えてしまうものではないでしょうか。まぁ絆創膏を見た時から想っていたことでしたが、赤城氏本人が辞任されたので、記念に書いてみた次第。

ただ、赤城氏と、その前の農相である故・松岡氏は、お二人とも有能な方だったことは間違いありません。何故なら、絆創膏すらあげつらう野党やマスコミが、仕事のことでは文句をつけていないのですから。むしろそういうところで批判や議論をするのが彼らの仕事の筈ですが、それこそ無能なのか、サボっているのか。

政治家に清廉潔白を求めるのには反対しませんが、聖職者ではないのですから、限度というものがあります。国民の税金から彼らの給料を捻出するのは、その能力を発揮して日本国のために働いてもらうためであって、聖者にお布施を貢ぐためではありません。「徳治思想」といって、政治家の徳の力によって国が運営されるのだ、という信仰もありますけど、21世紀の日本人が染まるべき宗教ではありますまい。

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