PUBにおける行為判定

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ブログプレイ(PUB)における行為判定は、「D100ロール」の代わりに、「判定ポイント」を任意に割り振ることで行われます。ここでは戦闘時以外の技能判定などについて説明します。

「場面」が切り替わるごとに、各プレイヤーには100ポイントの「判定ポイント」が与えられます。(前の「場面」からのポイント持ち越しについては後述)

技能などによる判定の際、「判定ポイント」を消費して、技能値(%)などに加算します。1ポイントも消費せず、技能値などをそのまま使っても構いません。

加算した値が49以下の場合は「失敗(F)」、50(~99)なら「成功度1(S1)」、100(~149)は「成功度2(S2)」、150(以上)なら「成功度3(S3)」となります。「成功度1」以上であれば何らかの成果(情報をひとつ入手など)が得られ、成功度が上がれば成果が追加(追加情報を入手など)されます。「成功度3」より上の結果は無いものとします。

ゲームマスターは「判定ポイント」を持たず、NPCによる行為判定は一律「技能値など+50」で成果を見ます。相手の成果を自分の成果で無効とするには、相手より上の「成功度」(例えば1に対しては2以上)が必要です。

「場面」終了時に「判定ポイント」が残っていた場合は、その半分(端数切捨)を次の「場面」に持ち越すことができます。ただし「判定ポイント」の上限は150とし、それを超過した分のポイントは無くなることとします。(持ち越さなかった分の用法については別途記します)

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例:「言いくるめ」55%のキャラクターが骨董品屋である客に関する情報を得ようとする場合。

判定ポイントを使わずとも「成功度1」(情報ひとつ)が得られます。45ポイント消費すれば55+45=100で「成功度2」(情報ふたつ)、95ポイントなら55+95=150で「成功度3」(情報みっつ)となります。

どのような情報を入手したいかは、プレイヤーが指定しても良いし、ゲームマスターにお任せにしても良いこととします。「成功度2」なら「客が何者か、何を買ったのか教えてもらう」でも「ひとつは客が何者かについて、もうひとつはお任せで」でも「お任せでふたつ」でも結構です。

 判定ポイントは、なかなか面白いルールですね。
 ところで、この判定ポイントのルール、正気度チェックの時にも使用するんでしょうか(^^ゞ

正気度に対しても同じように「判定ポイント」を使用します。出処が同じなので、恐ろしいことが起こりそうな時は恐る恐る判定しなくてはいけなくなると思います。

正気度減少がどうなるかなど、詳細を明晩には書き込む予定です。

「精神分析」「応急手当」はどういう処理になるのでしょうか?教えてください。

「医学」および「応急手当」によってただちに回復する耐久力は1D3ですから、「成功度1」で1、「成功度2」で2、「成功度3」で3とします。意識回復は「成功度1」でできます。

なお、その後の自然回復は2/週、病院で手当するなら4/週。PCの「医学」技能を用いる場合には判定します(S1:2/週,S2:4/週,S3:6/週)。

一月の「精神鑑定」によって回復する正気度も1D3なので、「成功度1」で1、「成功度2」で2、「成功度3」で3とします。「96~00」が出た場合に減少するというルールは使いません。

「不定の狂気」に陥っている者を一時的に正気に戻すことは、「成功度1」以上でできるものとします。ただしその間に得られる情報数(1~3)を成功度によって定めます。

不明な点はどんどんご質問ください。

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このページは、が2007年1月14日 22:14に書いた記事です。

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