ルールブックでは「正気度ロール」と呼ばれていますが、ここでは(ロールしないので)「正気度判定」とします。
ブログプレイ(PUB)における正気度判定では、その成功度によって正気度をどれだけ失うかが決まります。
正気度判定が必要となった場合、正気度(SAN)に「判定ポイント」を加えて判定します。「失敗(F)」なら正気度ロール失敗時の最大値、「成功度1(S1)」なら失敗時の期待値(端数切捨)、「成功度2(S2)」なら正気度ロール成功時の最大値、「成功度3(S3)」なら成功時の期待値(端数切捨)分の正気度を失います。
一度に5ポイント以上の正気度が失われた場合、「一時的狂気」となる可能性があります。任意の「判定ポイント」を消費して、アイデアロール(INT×5)に足すか、あるいはそれから引きます。結果が49以下であれば「失敗(F)」となって、認識や記憶が混乱する代わりに狂気は回避されます。50以上なら正しく認識し、「一時的狂気」に陥ります。
「不定の狂気」と「永久的狂気」はルールブック通りです。
何らかの狂気に陥った場合、どれだけの時間、どのような状態となるかは、ゲームマスターの判断(またはその手元でのダイスロール)に任されます。
黒い仔山羊(1D3/1D10)との遭遇で減る正気度
→ F:10SAN / S1:5SAN / S2:3SAN /S3:1SAN
アイデア70のキャラクターが5ポイント以上失った場合。狂気に陥ってでも認識/記憶を保ちたいなら、そのままで良い。認識/記憶を失ってでも狂気に陥りたくないなら、判定ポイント21をそこから引いて(70-21=49)、一時的狂気を回避できます。