2015年4月アーカイブ

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムから今回は、行為判定に失敗した場合に行う「無理押し判定」について紹介します。

無理押し判定」(Pushing theRoll、Pushed Roll )とは、一度「失敗」した行為判定において、更に時間と手間を費やして再挑戦し、無理矢理「成功」に変えようとする判定です。「無理押し判定」に成功すれば、最初の行為判定で成功した時と同じ結果が得られます。失敗したなら、当初の「失敗」よりも更に悪い結果が待っています。

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムから、その基本である行為判定について、今回は紹介します。

技能値による行為判定(Skill Roll)および能力値による行為判定(Characteristic Roll)は、旧版同様「D100」(十面体サイコロを二つ振り、ひとつを十の桁、もうひとつを一の桁と読む)によって数値以下を出すことで成功(Success)、さもなくば失敗(Failure)となります。CoC7では「D100」の出目によって、六段階の「成功度」(Level of Success)が表現されます。

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて、今回からいよいよ「データをどのように運用するか」という、データ運用ルールについて語ってまいります。

先にも述べた通り、データ運用ルールは旧版(第6版=クトゥルフ神話TRPG)から大幅に変更されました。「Call of Cthulhu」(クトゥルフの呼び声)という原作小説名を冠するのでなければ、ここまで変えるならゲーム名も変えろよ、と言いたくなるくらいに。旧版より格段に面白くなっている、のも事実ですけどね。
以下、主立った変更点を幾つかあげてみます。

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて今回は、前々回の手順前回の職業データにより、キャラクターデータの作成例を示します。

プレイヤーが自分の担当キャラクターである「探索者」(Investigator)を作成する前に、ゲームマスター(キーパー)は次のような情報を提供することになっています。

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて、今回はキャラクター用職業データの例を示します。前回示したデータ作成手順の「2. 職業」で選ばれ、「3. 技能」に用いられるものです。

まず、職業に属する技能や「信用」の範囲の例として、私が愛する「私立探偵」(Private Investigator)のデータを紹介します。以下、CoC7基本ルールブックp.41より、技能の訳語はなるべく『クトゥルフ神話TRPG』(第6版)に倣いました。

『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて、今回はキャラクターの、前回示したデータなどをどのように決めていくのか、その手順を示します。

第6版である『クトゥルフ神話TRPG』(エンターブレイン刊)をお持ちの方は、比較してみてください。

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