11 ゴールデンルール考

いわゆる「首ナイフ」について、ツイッター上でも議論があったようです。その一部については、水無月冬弥さんが下記サイトにまとめておられます。

「首ナイフ」については私も、旧掲示板で議論を楽しませていただいたことがあります。懐かしさの勢いで、当時の書込をウェブページに編集しました。

卓上RPGには、様々な「遊び方」があります。「遊び方」とは、ゲームプレイにおいてルールシステムや世界設定をどう使って遊ぶか、という方法のことです。「メタルール」と言ってもよいのですが、下位の「ルールシステム」と混同されそうなので、私は「遊び方」と呼んでいます。

これら「遊び方」のひとつを、FEAR社は「ゴールデンルール」(黄金律)と名付け、自社製RPGシステムにしばしば採用しています。このカテゴリーでは、この「ゴールデンルール」がどのような「遊び方」なのか、その中に見出される「FEARらしさ」とは何か、などについて考えてまいります。

前回の論考で、「ゴールデンルール」は、ある特異なヒエラルキー(階級制)を成立させる、と述べました。それは、上位から順に、次のような序列です。

  1. ゲームマスター
  2. ルールシステム
  3. プレイヤー

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