2008年6月アーカイブ

水無月冬弥さんからトラックバックをいただきました。有難うございます。

題名では「ありえない」ですが、内容は「やりたくない」という趣旨になっていますね。それはともかく、以下お返事。

ダンジョン、ワイルダネスと来たら、最後は「シティ・アドベンチャー」。戦闘行為が公然としては認められていない街中などで、専ら情報収集のための行動を楽しむものです。近現代を舞台とするゲームシステムでは、しばしば基本となる設定です。

その中でも特に、推理小説風の謎解きを扱う「ミステリー・シナリオ」の運用について考えてみます。シナリオの中心となる事件が、殺人、盗難、誘拐、脅迫など、どんなものであれ、「自由なミステリー」は次のような構成となります。

ダンジョンの次は、野外を主たる舞台とした「ワイルダネス(ウィルダネス)・シナリオ」にて、「自由なゲームプレイ」の運用を考えてみます。例えば、次のようなシナリオ「自由な森」。

辺境に広がる未開の大森林。移動を妨げる山谷は無いが、密集する木々のため外から内部を伺い知ることはできない。この森のどこかに古城の遺跡があると言う。誰も辿り着いたもののない城の奥には、古代の秘密が眠っている...かも知れない。

ここで、「自由なダンジョン」とは本質的に異なる、「管理されたダンジョン」について触れておきます。「自由なダンジョン」が「遊び場」であるのに対し、「管理されたダンジョン」とは「最も面白い」ゲームプレイを共有するための「作品」のようなものです。

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