- 2009年08月02日 23:56 : CoCの戦闘ルールのこと
- 2009年08月04日 22:03 : DEXと攻撃の順番のこと
- 2009年08月06日 23:32 : 受け流しのこと
- 2009年08月11日 00:09 : 回避のこと
- 2009年08月12日 22:27 : 射程と照準のこと
- 2009年08月13日 22:44 : 生(なま)こそ重要
- 2009年08月17日 23:54 : プレイヤーの中のメタ
- 2009年08月25日 00:48 : 友人とゲームを遊ぶメタ
- 2009年08月27日 00:13 : 仲間とゲームを遊ぶメタ
- 2009年08月29日 00:04 : 理想のゲームを遊ぶメタ
- 2009年08月30日 23:39 : ゲームで物語を作るメタ
2009年8月アーカイブ
「プレイヤーの中のメタ」の4番目は、卓上RPGで小説や映画のような物語を作る場合。「理想のゲームを遊ぶメタ」の一例です。
卓上RPGはストーリーを作るゲームであるから、ゲームプレイの展開が小説や映画のようになるのが理想である。このような「理想のゲーム」像を背景に、その実現を目指して皆で協力していきます。
この場合、次のような階層構造が成立します。
「プレイヤーの中のメタ」の3番目は、理想的なゲームプレイを目指す場合。
卓上RPGを遊ぶからには、その最高のゲームプレイを味わいたい。そう思うのは、ごく自然な欲求です。ただ漫然と遊ぶのではなく、理想に近づけるように努力しよう、協力し合おう。そのような意志を、皆で共有するところにも悦びを感じるのです。甲子園を目指す野球部のように。
このようなプレイヤーが内包するのは、次のような階層構造です。
「プレイヤーの中のメタ」の2番目は、同じゲームを趣味とする仲間同士で遊ぶ場合。
たとえ初対面であっても、同じ趣味を持つ者同士と分かっていれば、友人のような関係を結ぶことが可能です。野球好き同士が野球で、釣り好き同士が釣りで盛り上がるように、卓上RPG好き同士は卓上RPGで意気投合できます。できない人もいますが。
このようなプレイヤーの階層構造は、次の通り。基本的には、「友人」と同じです。
「プレイヤーの中のメタ」の1番目は、ゲーム以前からの友人同士で遊ぶ場合。
元々の友人同士が、ある時卓上RPGを持ち込んで、皆で遊んでみることにした。このようにしてゲームプレイを始める事例は、RPG黎明期では多くがそうでしたし、今でも少なからずあることでしょう。卓上RPGへの、最も原始的な参加形態と言えます。
このようなプレイヤー(ゲームマスターを含む)には、次のような階層構造が成立します。
ここまでは「キャラクターの中のメタ」として、「冒険者/探索者」「リアルなキャラ」「キャスト」といった階層構造について述べてきました。ここからは、それらの上位にある「プレイヤー階層」(プレイヤーとゲームマスター)内部の階層構造について考えてまいります。
「キャラクターの中のメタ」に対して、プレイヤーは更にメタな位置から、それらを俯瞰/解釈/評価し、干渉します。例えば「冒険者」であれば、キャラクターの作成や行動に次のように働きかけていきます。
今回まとめる回避(Dodge)こそは、CoCの戦闘ルールが他のBRPと大きく異なる部分です。CoCにおける回避は、次のようなルールとなっています。
- 戦闘に参加している1キャラクターは、1戦闘ラウンドに1回の回避を行うことができる。
- 命中するまで気づかない攻撃でなければ、不意打ちであっても回避を行うことができる。
- 回避した戦闘ラウンドには、攻撃できない。(攻撃したラウンドには、回避できない)
今回は、CoCにおける受け流し(ルールブックp.66)についてまとめます。マーシャルアーツ技能(同p.84)との関係や、クトゥルフダークエイジ(CDA)で追加される盾による受け流し(CDAルールブックp.42)なども加えます。
まず、受け流しの基本は、「戦闘に参加している1キャラクターは、1戦闘ラウンドに1回の受け流しを行うことができる」です。
CoCにおける戦闘ラウンドの解決手順について、ルールブックp.65の「DEXと攻撃の順番」を私なりに整理してみます。
ちなみに射撃戦武器には、火器の他、弓矢や投石も含まれます。「慎重な照準」や「未照準」については措いておくと、解決手順は次の通り。
おなじみ『ロール&ロール』誌の連載記事、坂本雅之氏の「アーカム計画」は、私が毎月楽しみにしている読み物です。7月に出版されたVol.58では「戦闘ラウンドの試案いろいろ」として、「クトゥルフ神話TRPG」(CoC)の戦闘ルールに他のBRPシステムのアイデアを活かすというアイデアを述べておられました。自分が好む遊び方に合うようにルールシステムに手を加えることは、デザインの悦びに満ちた、素晴らしく楽しい作業ですね。
...という見解はともかくとして、これからCoCの戦闘ルールについて幾つか、私なりにまとめてみようと思います。