2008年1月アーカイブ

ここまでで、誰(仲間)が何(ゲームシステム)をどのように(自由に)遊ぶか、が決まりました。

第三の手順では、(ゲームマスターを含む)プレイヤーが遊ぶための「駒」としてのキャラクター(ゲーム内の登場人物)を作成します。手順4「シナリオを作る」とは順不同、並行して行われることもあります。

第二の手順では、一緒に遊ぶ仲間を集めます。手順1「ゲームを選ぶ」と順序が入れ替わることもあります。

「自由に遊ぶ」ことの八つの手順、その第一では「自由に遊ぶ」ために用いる卓上RPGシステムを選びます。手順2「仲間を集める」と順序が入れ替わることもあります。

「自由に遊ぶ」ための三つの心得、最後は「ロールプレイは不要」ということです。「ロールプレイングゲーム」なのに「ロールプレイは不要」、とは奇妙に思われるでしょう。

「自由に遊ぶ」ための心得の第二は、「プレイヤーが主人公」ということ。「キャラクターが主人公」なのではなく、「プレイヤーが主人公」なのです。

「自由に遊ぶ」ために参加者全員が認めておくべき三つの心得、その第一は「自由に遊ぶ」ゲームプレイは「リプレイとは違う」ということです。

まず、「自由に遊ぶ」ことで得られる楽しみ、喜びについて示します。これこそが「自由に遊ぶ」ことの目的であり、これを望まないなら「自由に遊ぶ」意義はありません。

「自由に遊ぶ」楽しみとは、卓を囲む仲間たちと相互いに積極的に働きかけ、「自分たちの物語」を作っていく一瞬一瞬を味わうことです。できあがった結果ではなく、それを創り上げていく過程を楽しむのです。

このカテゴリーでは、卓上RPGを「自由に遊ぶ」ための実践法について語ってまいります。語るに先立ち、その概略を記します。

平成二十年戊子の新春に当たり、新年の御慶びを申し上げます。本年も宜しくお願いいたします。

…と、言うだけの精神的余裕ができた頃には既に松も取れ。早朝出勤が続いたせいで、どうも夜になるとすぐ眠くなるので、執筆が進みません。そろそろどうにか書き込めそうですが。

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