141 汽動重機ゲオマキナの記事リスト

今回から、「汽動重機ゲオマキナ」のための世界設定「タルタロス」について紹介してまいります。

世界設定「タルタロス」
どこまでも広がる岩だらけの大地。退廃した文明圏を脱した開拓者たちは、この過酷な荒野に生活の場を見出そうとしています。そのような土地から土地へと仕事を求めて、あるいは何らかの仕事のために、蒸気機関式巨大ロボット「ゲオマキナ」で旅しているのが、あなたたちです。旅人の前に、大自然の厳しさ、頑固な開拓者、欲に満ちた無法者、資源を狙う企業、そして他のゲオマキナが立ちはだかります。

汽動重機ゲオマキナ」の世界設定を、BRPの23世界設定のひとつ「西部劇」に基づいて作成することとしました。今回は、「西部劇」の参考資料を紹介します。解説書、小説、映画と、最近購入したものばかりですから、すべてに目を通したわけではありません。

汽動重機ゲオマキナ」の舞台となる世界を、BRP(Basic Roleplaying)の23世界設定のひとつ「西部劇」(Western)に基づいて作成することとしました。そこで今回は、BRPルールブックp.305の「西部劇」設定を参照しつつ、その各項目をどのように扱うか、検討してまいります。

以下、まずはBRP世界設定「西部劇」の全文を紹介します。意訳多々あり。なお、職業の星印(★)は原文にはありません。

今回は、先に紹介したBRP(Basic Roleplaying)の23世界設定から、「汽動重機ゲオマキナ」の「既に決めたルール」と相性の良さそうなものを選びます。「既に決めたルール」といっても巨大ロボットの作成・運用ルールではなく、ここで使えそうなのはゲオマキナの操縦者になりうる職業です。

ゲオマキナを動かすには、役割を分担する操縦者たち「観測士」「機関士」「操脚士」「操腕士」「射撃士」「砲撃士」が揃わなくてはなりません。各役割に向いている職業は、BRPでは次の通りです。太字の職業では、技能選択で悩まなくとも、役割に必要な技能が得られます。

卓上RPG(Table-top RPG;TRPG)の「世界設定」(World Setting)は、ルールシステムと同じように「世界観」(World View)に基づいて構築され、ルールシステムと共にゲームプレイの両輪となります。Chaosium社のゲームシステム『Basic RolePlaying』(BRP)のルールブックには23の代表的「世界設定」が示されており、それに手を加えることで個別の「世界設定」を作成することができます。

以下、BRPの23の「世界設定」を、時代順に列記します。世界設定名の私訳は、必ずしも直訳ではありません。

BRPの世界観」に続き、今回は「汽動重機ゲオマキナ」という「巨大ロボット」から世界観を抽出します。最初に示した「設計思想」(Design Concept)と、既に行ったルールデザインとの中に、それを見出すことができます。

BRPの世界観

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汽動重機ゲオマキナ」に相応しい「世界設定」を探るため、それに採用されたルールシステム「Basic Roleplaying」(BRP)の背景にある「世界観」を探ります。あくまでも私なりの解釈ですが、この手間を省くと「ルールシステム」と「世界設定」がチグハグになりかねませんので。

今回から、「汽動重機ゲオマキナ」に相応しい「世界設定」とはどういうものか、考えてまいります。そのためには、まず「世界観」を探らねばなりません。

特に今回は「BRP」という「ルールシステム」が先にありますので、次のような手順を取ります。

前回に続いて、「汽動重機ゲオマキナ」の操縦者としてキャラクターを作成するための職業と、その職業技能について記します。今回は『クトゥルフ神話TRPG』(CoC)を用いる場合について。

汽動重機ゲオマキナ」の操縦者としてキャラクターを作成するための職業と、その職業技能について記します。今回は特に、『Basic Roleplaying』(BRP)を用いる場合について。

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